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<月刊ジブリパーク> 世界のファン フランス編

2022年1月28日 05時00分 (1月28日 13時18分更新)
 スタジオジブリの作品は世界各国に広がっている。お国柄によって人気の理由はさまざまで、日本とは異なる「愛し方」も。「月刊ジブリパーク」では、各国の本紙特派員がジブリワールドにまつわる話題をリポートしていく。
 

アルザス地方コルマール 「ハウルの街」市民の誇り

 「怖がらないで。上手だ」。耳元で優しくささやく魔法使いハウルに支えられた少女ソフィーが、パレードに沸く街の上空を浮かびながら歩いて行くー。
 2004年公開の「ハウルの動く城」序盤の印象的なシーン。ハウルとソフィーが、尖塔(せんとう)を持つ古民家を踏み台に空中散歩をする。その古民家のデザインの参考にしたとされるのが、フランス北東部アルザス地方コルマール市の「プフィスタの家」だ。

「ハウルの動く城」に登場する古民家のデザインの参考になったとされる「プフィスタの家」

 宮崎駿監督は01年12月、パリで開かれたジブリ映画イベントに参加した際、コルマールを訪問。イベントを企画した東京芸術大のイラン・グエン特任准教授は「宮崎監督は次回作の取材として、『コロンバージュ』と呼ばれる木枠を持つ壁が特徴的なアルザス建築を自分の目で見ようとしていた」と振り返る。
 人口約7万人のコルマール。帰属争いを繰り返したドイツの影響を受けた中世建築群は...

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