福井の丹生(にゅう)が21世紀枠に選出 春夏通じて初の甲子園 人口約2万人…積雪多い越前町にある県立校【センバツ】
2022年1月28日 15時07分
第94回センバツ高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が28日、オンライン形式で開かれ、21世紀枠で北信越地区の丹生(にゅう・福井)が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。このほか、只見(福島)、大分舞鶴(大分)が選ばれた。
丹生は人口約2万人の越前町にある県立校。高齢化が進む地域の中で、大雪の時には部員が自主的に近隣の雪かきに協力するなど積極的に地域貢献している。
冬場は積雪の影響でグラウンドが使えないため屋内での個別練習が中心。ボクシングやバドミントンの練習を取り入れた春木竜一監督(49)のユニークな指導で、2019年夏の福井大会では玉村昇悟投手(広島)を擁して準優勝、昨秋の県大会でも4強入りを果たすなど実力を付けてきた。
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