【オリックス】山本由伸「真剣に時間をかけて話したのは初めて」メジャー希望を伝える
2022年1月28日 06時00分
オリックスの山本由伸投手(23)は27日、契約更改交渉の席上、近い将来のメジャー移籍への理解を球団側に求めた。海外フリーエージェント(FA)権の取得を待たず、ポスティングシステム(入札制度)による移籍を希望したと見られる。
昨季は最多勝など投手部門のタイトルをほぼ独占し、沢村賞も受賞。年俸は2億2000万円アップの3億7000万円(金額は推定)と大幅昇給した。キャンプ直前まで契約更改が長引いた点について問われた山本は「(昨年の)シーズンが遅かったというのも一つあるんですが、将来の話をしっかり時間をかけて。何かが決まったわけではないんですけど、僕自身もしっかり納得するところまでお話をすることができたので、そこまで話してくれた球団に感謝しています」と語った。
これまでもメジャー志向について伝えたことはあるようだが、今回は「真剣に時間をかけて話したのは初めてです」と振り返る。そして、球団側の反応については「しっかり理解してくださったと思います」と話した。
交渉の席についた福良淳一ゼネラルマネジャー(GM)は山本の夢を受け止めた上で「(今後)ゆっくり話していこうということ。じっくり話していくしかないでしょう」と話した。
山本は昨夏の東京五輪で侍ジャパンのエースとして金メダルを獲得。次回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を含め、「すごくレベルの高い野球ができるので、そこはまた楽しめるというか、いい経験」と、国際大会出場に意欲を示している。
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