「ジブリパーク」開業、11月1日に決定 名作の世界、じっくり体感
2022年1月27日 13時38分 (1月27日 20時40分更新)
スタジオジブリの作品の世界観を体験できる「ジブリパーク」(愛知県長久手市の愛・地球博記念公園で整備中)が、11月1日に開業することが決まった。名作アニメーションの世界をじっくり体感できるよう、日時指定の事前予約制とする。入園料金は検討中。
11月1日に開業するのは、全体で5つあるエリアのうち、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリア。
そのうち、映画「となりのトトロ」に登場する昭和の田園景観をイメージして整備する「どんどこ森」には、高さ5・2メートルの木造遊具のトトロ像「どんどこ堂」を設け、来場者を迎える。小学低学年の子ども5人程度が、トトロの体内に入れる。
映像展示室や子どもの遊び場などがある「ジブリの大倉庫」(床面積約9600平方メートル)は、東京都三鷹市にある「三鷹の森ジブリ美術館」に比べ、展示面積で4倍ほどの規模を誇る。
残る2エリアは「もののけの里」「魔女の谷」で、先行する3エリアの開業から1年程度後の23年後期の開業を目指している。
スタジオジブリは、ジブリパークのある愛知県の観光をPRする動画を作成。特設サイトを県の公式観光サイト「Aichi Now」内に設け、27日午後2時から閲覧できるようにする。
27日午後、現地で愛知県の大村秀章知事、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー、宮崎吾朗監督らが工事の進捗状況などを報道陣に説明する。
ジブリパークは、2005年の愛知万博会場だった記念公園に県などが整備。公園全体約194ヘクタールのうち、約7・1ヘクタールを占める。
おすすめ情報