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磐田 明日への扉(2) MF黒川淳史

2022年1月27日 05時00分 (1月27日 10時05分更新)
パス回しでボールを追う黒川

パス回しでボールを追う黒川

 磐田の中盤に厚みが加わった。J2大宮アルディージャから完全移籍したMF黒川淳史(23)。昨季、J2で自己最多の9得点をマークしたシャドーストライカーは「常に成長し続け、J1で初の2桁得点を狙いたい」と抱負を語る。
 昨季、J2で16位と苦しんだ大宮で、希望の明かりが、背番号10を背負った黒川の決定力だった。身長170センチとプロとしては小柄だが、スピードがあり、変化に富んだドリブルで相手DFを抜き去って得点するのが持ち味だ。U−15(15歳以下)日本代表から、各年代の日本代表に選出され続けた。大宮では主に、右サイドから攻撃に絡んだ。
 黒川は大宮の下部組織からトップに昇格するまで、磐田の伊藤彰監督から指導を受けた。今回の完全移籍は、指揮官が黒川の高い能力を評価し、実現した。伊藤監督は「運動量もあるし、シャドーストライカーとしての力もある。この集団で、さらにレベルアップしてほしい」と期待を寄せた。黒川も「伊藤監督はひと言で言えば、恩師。僕の成長をずっと促してくれた。伊藤監督のもとでさらに力をつけたい」と瞳を輝かす。
 昨季の磐田は経験豊富なベテランが主力を占め、18歳から25歳までの若手が試合に絡むことは少なかった。黒川ら若手の有望株が試合に出場して、世代交代を促進させることは、強いジュビロ復活の道筋となる。
 黒川は「走力には自信がある。磐田には優秀なパサーがそろっている。ペナルティーエリアに数多く進入して、味方からのパスに反応したい」と前を向いている。

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