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「ただの大関では終わらない」 御嶽海が本紙に手記

2022年1月27日 05時00分 (1月27日 05時01分更新)
 大関に昇進した御嶽海が本紙に手記を寄せた。
 ◇ 
 とにかく長かった。関脇に上がって「すぐ大関だ」と言われ、2018年名古屋場所で優勝もした。でも高安関、栃ノ心関に先を越され、貴景勝関、朝乃山関、正代関に抜かれて。安定して成績を残すことがこれだけ難しいものなのかと改めて感じた。
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大関昇進を伝達され、笑顔をみせる御嶽海=東京都墨田区の出羽海部屋で(代表撮影)

 変わったきっかけの一つは、見ず知らずのおじいちゃんからの電話。昨年12月、九州場所から帰京し、まげを直してもらっていた朝、部屋の電話が鳴った。暇だったので本当にたまたま僕が取った。普段は取らないのに。「御嶽海さんいますか」と言われた。その後、独り言のように話す言葉にそのひと言があった。
 「来場所も勝ち越し(8勝止まり)で終わるんでしょ」。いつもは聞き流せるのに、その時はかちんときて。そこで初めて「次も勝ち越しで良いわけないよな」と自覚した。九州場所で11勝して気が緩んでいるように見えたのかな。身内でそんなことを言ってくれる人はもういなくて。その言葉がなかったら、初場所は本当に勝ち越すだけで終わっていた。
 初場所中もいろいろなことがあった。心に火が...

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