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富山県 最多170人 高齢者住宅などクラスター

2022年1月27日 05時00分 (1月27日 11時48分更新)
 富山県と富山市は二十六日、新たに十歳未満〜九十代の男女百六十九人と県外の一人の計百七十人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。一日当たりの公表数としては、昨年八月十九日の百四十七人を上回り過去最多。富山市の高齢者向け住宅と氷見市の事業所でクラスター(感染者集団)が発生したことも明らかにした。
 県内の累計感染者は五千九百三十二人となった。県内で発生したクラスターは六十九、七十例目で、今月だけで十四例を数える。
 富山市の高齢者向け住宅では、同市の四十代女性職員一人と八十〜九十代男女の入居者七人が感染。その他の職員二十九人と入居者三十二人は抗原検査で陰性だった。市保健所は二十八日以降に再度PCR検査を実施する予定。施設では換気などの基本的な感染対策は取っていた。
 氷見市の事業所では、同市と高岡市の二十〜七十代の男女従業員十人が感染。その他の従業員十二人は陰性で、一人が検査中。県によると事業所ではマスクの着用が不徹底で、換気も不十分だった。感染が判明した従業員の中には体調不良にもかかわらず、出勤していた人もいたという。
 県庁で会見した県厚生部の太田浩男理事は、氷見市のクラスターを踏まえ「手指消毒、マスクの着用など感染対策の徹底を再度お願いしたい。体調不良の場合は速やかに医療機関での受診を」と呼び掛けた。
 新規感染者の内訳は富山市が九十九人と最多。立山町が十六人、高岡市が十五人、射水市が九人、黒部市が六人、氷見市、朝日町が五人、魚津市と滑川市が四人、砺波市が三人、舟橋村、上市町、入善町、県外が一人。
 重症者は一人。宿泊療養施設で療養する人は二十五日午後五時現在で二百四十一人と過去最多となった。

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