高梨沙羅 北京五輪へ向け4年間かけつくり上げてきたジャンプ「今は9割ほどきているかな」
2022年1月26日 22時57分
ノルディックスキー・ジャンプ女子の北京五輪代表が26日、オンラインで会見した。2018年平昌大会銅メダルの高梨沙羅(25)=クラレ=は2大会連続のメダル獲得に向け、「結果も求めて五輪に向けてトレーニングしてきたことは間違いないので、メダルを取ることを目指して頑張っていきたい」と抱負を語った。
ジャンプ女子が五輪の正式種目となった14年ソチ大会から3大会連続となる高梨は、現在の心境について「舞台のスタートラインに立てることへのうれしさと、いよいよ始まるなと引き締まる思いになりました」とコメント。北京五輪本番を「誰が表彰台に上るか分からない。最後はテレマークだったりスタイルポイントの点数になる」と分析しており、現在は長い距離を飛ぶ中でテレマークを入れるための練習を続けているという。
今後はドイツ・ビリンゲンで行われるW杯には出場せず、五輪に向けた調整を最優先させる構え。平昌五輪後の4年間をかけてつくり上げてきたジャンプの完成度を「今は9割ほどきているかなと自分の中で思っている」と語った高梨は「いよいよだなというワクワクした引き締まった気持ち」と意気込んだ。
▽勢藤優花「今やっていることが正しいと思って頑張ろうと思っています。少しずつジャンプもよくなってきているので、あまり欲を出さずに、ベストなジャンプを2本そろえられるように頑張りたいなと思います」
▽岩渕香里「(代表)内定の知らせをいただいたときはホッとした気持ちと、先のことについてワクワクしている気持ちでした。目標はメダルの獲得です」
▽伊藤有希「夢の舞台で自分の思い描くジャンプができればこれ以上にうれしいことはない。私なりの形で感謝の気持ちを伝えられたら、これ以上にない五輪になるのではないかと思っています」
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