3密回避、若者にゴルフ人気も… クラブのグリップが足りない!
2022年1月27日 05時00分 (1月27日 05時00分更新)
自粛続きの新型コロナウイルス禍にもかかわらず、若者の間で人気が高まっているのがゴルフだ。屋外での少人数プレーは密が回避できるため、感染リスクの低い貴重な娯楽の選択肢となっている。一般ゴルファーの数が頭打ちだった業界には朗報だが、ここに来て新たな逆風が吹いている。何が起きているのか。
(宮畑譲)
(宮畑譲)
「練習場でもゴルフ場でも三密を避けることができる。ウィズコロナのライフスタイルに合致したのだろう。SNSにプレーの様子を上げるなど、若者との相性も悪くない」。週刊ゴルフダイジェストの戸村大助編集長が最近のゴルフ人気の背景をそう分析する。
かつては「おじさんの趣味」とのイメージが強かったゴルフ。しかしコロナ禍以降、特に若い人の間でゴルフが広まりつつある。総務省の統計によると、二〇一九年から二〇年にかけ、ゴルフのプレーにかけるお金は四十九歳以下で増加した。特に二十九歳以下では倍以上になった。
きれいに刈り込まれた芝生に晴れ渡る青空。ゴルフ場はいわゆる「インスタ映え」する非日常の世界でもある。若者向けのゴルフファッションも展開され、デートやコンパに利用する人もいるという。
日本ゴルフ場経営者協会による...
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