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星稜の林和成監督ラスト甲子園 初の春4強、悲願の優勝へチーム一丸【センバツ】

2022年1月26日 20時10分

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センバツ大会後の退任が決まっている星稜の林和成監督

センバツ大会後の退任が決まっている星稜の林和成監督

 第94回センバツ高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の出場校が28日の選考委員会で決定する。一般選考(明治神宮大会枠1校を含む)の29校と「21世紀枠」の3校の計32校が選ばれる。北信越地区の一般選考で選出が有力な星稜の監督を紹介する。
 昨秋の北信越大会で星稜(石川)が準優勝。3月末での退任が決まっている林和成監督(46)にとって、敗退すれば最後の公式戦となるセンバツ大会の出場を確実にした。「林先生と甲子園に―」を合言葉にした選手たちの奮起。「プレッシャーにならないよう、できるだけ意識させないようにしていた。生徒がそう思ってくれたのは素直にうれしいですね」と指揮官の声には喜びがにじむ。
 2011年に監督就任。13年夏に母校を6年ぶりの甲子園に導くなど春夏通算8度出場。「十年一区切り」と考えていた就任10年目の20年はコロナ禍で夏の甲子園が中止となった。「このままじゃやり切れない」と臨んだ昨夏は石川大会準々決勝を前に感染者が出て出場を辞退。新チームになっても夏休みは練習時間は2時間と、実戦もほとんどできなかった。
 厳しい状況の中で大切にしてきた「自主自立」の指導が生きた。14年から昼休みに主将と「きょうは何したい?」と話し合い、練習メニューを組んできた。選手が自分たちで考えることで、これまで以上に練習の意味を深く理解。試合でも「自分たちから崩れることはなくなった」と成長を実感する。
 泣いても笑っても最後の甲子園。同校のセンバツ最高成績の8強を上回るため「まずは確実に3つ勝てるチーム力を付けたい。あとの2つ(準決勝、決勝)はやってみないと分からないですから」と、初の春4強入りの先に悲願の優勝を見据える。

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