森保監督 監督交代で「情報ほとんどない」中国戦は「総合力で勝利つかみ取る」【サッカー日本代表】
2022年1月26日 18時07分
サッカー日本代表は27日、埼玉スタジアムでの2022年W杯カタール大会アジア最終予選B組第7戦で中国代表と対戦する。主将のDF吉田麻也(33)=サンプドリア、DF冨安健洋(23)=アーセナル=ら主軸を故障で欠く正念場。森保一監督(53)は26日の公式会見で「チーム一丸となって戦い、日本の総合力で勝利をつかみ取りたい」と総力の結集を強調した。両チームは26日、試合会場で最終調整した。国際サッカー連盟のランキングで日本は26位、中国は74位。対戦成績は日本の14勝7分け7敗。
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主力不在の危機感以上に選手、チームに対する信頼が上回った。吉田、冨安の欠場する“緊急事態”について、森保監督は「2人がチームにもたらしてくれた貢献は非常に大きなものがある」としながらも、中国戦に向け「(2人の)代わりではなく、力を持った選手がピッチに立ってくれる。いい選手が日本にはいる」と板倉滉、谷口彰悟ら代役陣に対する期待はみじんも揺るがない。
吉田に代わる主将には中軸の遠藤航を指名した。2016年リオデジャネイロ五輪でも、所属するシュツットガルトでもキャプテンを担い、その統率力は疑う余地はない。指揮官は「ポジション的にもチームの中心でプレーしてくれている」と全幅の信頼を寄せた。
一方、李鉄監督の辞任に伴い、李霄鵬監督が就任した中国代表については、「情報がほとんどない」とベールに包まれたまま。戦術、ブラジル出身選手らのコンディションや起用法、戦略は試合前日になっても不明という状況で、中国の出方、変化、奇策への対応力が鍵を握る。状況に応じて速攻、サイド突破、コンビネーションなどの攻撃パターンを自在に駆使したい方針で、森保監督は「考えながらプレーしてほしい」と呼び掛けた。
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