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フジコ・ヘミング「奇跡の音色」 5月3日、津でソロコンサート

2022年1月27日 05時00分 (4月12日 15時09分更新)
インタビューに応じるフジコ・ヘミング

インタビューに応じるフジコ・ヘミング

 数々の苦難を乗り越えた美しいピアノの音色が人々を魅了するフジコ・ヘミングが、五月三日午後五時から津市の三重県文化会館大ホールで、ソロコンサートを開く。 (築山栄太郎)
 早熟な才能が注目されながら、無国籍が判明し、二十代後半にようやく難民としてベルリンに留学。その後、ウィーンでの極貧生活で聴力を失うという壮絶な半生が、一九九九年にテレビ番組で取り上げられ、CD「奇蹟のカンパネラ」はクラシックでは異例の大ヒットとなった。
 今も必ず演奏会のプログラムに入れるリスト作曲の「ラ・カンパネラ」は、ウィーン滞在時に高名なピアニストのニキタ・マガロフの前で弾き、「君は今に有名になる」と言われたという。貧しかった当時は現実味がなかったが「実現してうれしい。全く奇跡だわ」と感慨深げだ。
 常に大ホールを満席にする音色の秘密は「人を恨んだり、うそをついたりせず、清らかに生きること」。絵もたしなみ、愛する猫などをモチーフにした独特のタッチの絵画は、オリジナルフレーム切手セットに。一月三十一日まで郵便局で申し込みを受け付けている。
 コンサートのチケットは二十九日発売。1万2000円~6...

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