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<来月はコレだ!船蝶会釣りもの予報>2月のオススメを船長に聞く

2022年1月26日 05時00分

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こんな良型が釣れたら誰でもニッコニコですね!

こんな良型が釣れたら誰でもニッコニコですね!

  • こんな良型が釣れたら誰でもニッコニコですね!
 毎月最終水曜日にお届けする「船蝶会釣りもの予報」。今回は2月に向けてです。朝起きるのがつらい、一年で一番寒い時季。でもいい魚との出会いが待っているなら、「寒さなんて気にしない!」と沖に繰り出すのが真の釣り人でしょう!? 今は、まだまだ新型コロナウイルス感染防止対策が必要な状況。せめて釣りの時ぐらいは不安やストレスから解放されて魚と向き合いたいものです。所属船宿、各エリアの船長にイチオシを聞いたので釣行の際の参考にどうぞ!

【東京湾奥】エビメバル
◆東大井(東京・品川区)いわた釣船店

 湾奥地区は東大井の「いわた釣船店」の岩田登行(たかゆき)船長。2月といえば東京湾の春告魚、メバルが解禁になる。同宿は餌に藻エビを使用する「エビメバル」釣法。心待ちにしているファンも多い。
 「もちろん今年も狙います。藻エビ餌でカサゴも一緒に狙う『メバル&カサゴ』として出船する予定。釣り場は横浜沖などの根周りかな」
 昔に比べてメバルが少なくなってきているような気がします。
 「それでも、うちが所属している東京湾遊漁船業協同組合では毎年、稚魚放流を行っていて増やす活動をしています。試し釣りではいい結果も出ていますしね。大事に釣っていきたいです」
 名前の通り、餌は透き通った藻エビ、手が汚れないからうれしい。アオイソメなどの虫餌が苦手な女性や子どもも安心して挑戦できる。
 「釣りとしてはピクピクッとしたメバルの繊細な引きが楽しめるのが魅力。薄曇りでナギの日が一番いい条件だよ」。
 毎度交じってくるおなじみのカサゴも、ここ数年で外道から同時に狙うターゲットへと昇格した。こちらもメバルに負けず劣らずのおいしさで引きもハッキリとして面白い。どうせなら両方釣って味比べしてみるのもいいかも。
<メバルの釣法> エビのほかにコマセを使う「ビシメバル」、サビキの多点仕掛けで狙う「サビキメバル」、相模湾では生きたイワシを餌にする「イワシメバル」などがある。
 ◇
 金沢八景「一之瀬丸」も2月からエビメバル乗合を開始予定。

【茨城】タチウオ
◆大洗港(茨城)福重丸

 茨城地区は大洗港「福重丸」の鈴木満基(みつつぐ)船長。「釣れるかどうか、やってみないと分からない」と言いながら大洗沖26メートルへ船を走らせた。結果、タチウオのあまりの釣れ具合にクーラーがハチ切れ、38〜72匹の大爆釣。11時で早上がりせざるを得なかった。23日も28〜83匹と大盛況だった。
 大洗でタチウオが釣れ出したのは3年前。鈴木船長によると「20年前にも爆釣したことがあった」と言うが、それからしばらくは釣れなかったという。最近になって安定的に釣れるようになったのは地球温暖化の影響かもしれないが、ともあれ2月の大洗はヒラメ、ヤリイカとともにタチウオが狙い目だ。
 タチウオ釣りの注意点は「アワセをしっかり。緩めたらやられる」と船長。テンヤでもジグでもテンビンでも基本は同じだ。

【千葉】ヤリイカ
◆銚子外川港(千葉・外房)三浦丸

 千葉・外房地区は銚子外川港「三浦丸」の三浦克人船長。ターゲットは年明けから解禁のアカムツほかヒラメに加えて最近ヤリイカも仲間に加わった。
 「銚子や飯岡、鹿島や大洗の船もみんな、ヤリイカはカンネコ根へ行って釣っているんだよ。ここ外川港から80分ほどで行けるし、犬吠埼沖ではあまり釣れないから」と船長。と言いながらも三浦丸は22日にヤリを狙って犬吠埼沖に向かい、50センチのパラソル級も含め7〜28杯という釣果を上げてきた。近年、日本近海ではヤリスルメの不漁が続いているが、相模湾周辺などに比べ外房ではまずまずの釣果が上がっているようだ。
 「カンネコ根では40〜50杯という数が上がってきているようだから」と話す三浦船長の言葉を信じ、2月はイカ祭りだ。

【横須賀】アジ
◆浦賀港(神奈川・横須賀)前田丸

 横須賀地区は浦賀港「前田丸」の前田悦男船長。ビシ120〜130号で周年をアジ狙っています。釣果は、このところトップで70〜90匹台をキープ、スソも30〜40匹を超えていて絶好調。まさに寒さを吹き飛ばすいきおいです。
 「今は観音崎沖50〜60メートル前後へ。毎日同じ場所じゃなくて、その日によって狙うポイントをまめに探って、何とか安定釣果を保っているんですよ」と船長。好釣果の裏には船長の隠れた努力があったわけですね。それに応えるようにお客さんも頑張って結果を出しているのでしょう。いいチームワークです。今の時季の注意点を聞いてみると
 「今のところ、勝負は午前中かな。この時間である程度、釣っておいた方がいいと思う」
 では朝の内に気合を入れますか! そうしたら、ある程度、後は安心できますからね〜

【湘南】根魚五目
◆葉山鐙摺港(神奈川・湘南)与兵衛丸

 湘南地区は葉山鐙摺(あぶずり)港「与兵衛丸」の小峰徹船長。
 根魚五目が好況です!
 「イカが全然ダメだからねぇ…」
 クロムツ中心にアカムツ、サバ、スミヤキなどおいしい魚ばかりです。
 「港からはゆっくり行って30分の亀城根周りがポイント」
 水深200〜270メートルを狙いますが、気をつける点は?
 「これだけ水深があると、もうイメージの世界だよね。竿が重たいから、置き竿にしてしまいがちだけど不利だと思うよ。小まめなタナ取りと、大きくシャクる誘いを常にすることが大切」
 オススメの道具は?
 「誘いをうまくやるためには長めの竿(2〜2.4メートル)を選ぶこと。アワセは魚の口に針を目がけて入れるイメージを持つことだね」
 中深場に想像力を働かせてゲットしよう!

【静岡】コマセのイサキ
◆須崎港(静岡)稲荷丸

 静岡地区は須崎港「稲荷丸」の森一徳船長。2月はどうですか?
 「コマセのイサキがいいですよ! 横根〜下田沖を狙います。船だと15〜20分の近場」
 ウマいイサキを手に入れたいです。
 「数釣りをしたいのなら“梅雨イサキ”という言葉があるように、梅雨が狙い目。だけど冬は、海水温がグッと下がって、脂がたっぷり乗って絶品ですよ」
 冬イサキは味が魅力なんですね。コツはありますか?
 「手返しの速さが釣果を左右します。仕掛けが絡んでしまったら、半ば消耗品だと考えて、新しい物に取り換える決断も大事かな…」
 刺し身、塩焼き、煮付け…上品な白身がたまらないです。
 「朝早い冬の山越えの道は十分に気を付けてくださいね! お待ちしています」

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