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門戸が広がるプロフェッショナルと接する機会 「一生に一度は」と願う人は後を絶たず【武川玲子コラム】

2022年1月25日 18時01分

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シーズン開幕戦でプレーする畑岡奈紗(AP)

シーズン開幕戦でプレーする畑岡奈紗(AP)

 一流と接する機会は誰にとっても刺激的だ。
 米女子ゴルフツアーの2022年シーズン開幕戦は、過去2年間のツアー勝者とメジャーリーガー、テニス選手らセレブリティーがプレーするプロアマ戦が繰り広げられた。年に一度の華やかな大会。畑岡奈紗、笹生優花もゴルフ以外のプロフェッショナルと交流した。
 先週開催された米男子ツアーのアメリカン・エキスプレス(米カリフォルニア州)のプロアマ戦も昔からよく知られる。総勢300人を超えるプロアマが予選3日間、3つのコースを一緒に回る大規模な大会だ。
 以前は「ボブ・ホープ・クラシック」と呼ばれていた。ゴルフをこよなく愛した、20世紀の米国を代表するコメディアン、ボブ・ホープ(1903~2003年)が企画した。米ツアーの人気が高まっていない時期、ハリウッドスターに好まれた避寒地、カリフォルニア州パームスプリングスにセレブを集めた。アイゼンハワーら歴代米大統領も参加していた。
 今ではセレブに限らず、アマチュアへの門戸を広げる。アマチュア招待枠を設ける2月のAT&Tペブルビーチ・プロアマとは異なり、出場料を支払えば誰でもプレーできるようになった。
 予選3日間(最終日はプロのみ)、計6人のプロとラウンドできるのは確かにぜいたくだ。初日にジョン・ラームとトニー・フィナル、そして翌日はフィル・ミケルソンにリッキー・ファウラーといった組み合わせも起こり得る。ロッカールーム、練習場、レストランの利用もプロと同じ待遇で、大会中のコンサートにも招待される。
 なんとも夢のような1週間156人のアマチュアが参加した。気になる料金は一人3万ドル(約342万円)だが、大会ディレクターのマッケーブさんは「広告はなし。あっという間に埋まった」と言う。高いか安いかは意見が分かれるところだが、一生に一度は出てみたいと願う人は後を絶たない。(全米ゴルフ記者協会会員)

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