鈴木誠也、マツダにけじめ 自主トレ中の選手らにあいさつ「もうこっちには来ないので」自身の状況は「何も変わらない」
2022年1月25日 15時49分
広島からポスティング申請して米大リーグ移籍を目指している鈴木誠也外野手(27)が25日、広島市南区のマツダスタジアムと球団施設を訪れ、自主トレ中の選手らにあいさつをした。
赤いネクタイにグレーのスーツ姿。チームメートとの会話については「サヨナラ~って」と冗談めかして話したが、一人一人と向き合い、頭を下げた。「もうこっちには来ないので。まだあいさつしていない人もいるので」。キャンプイン直前の仲間へ、けじめとして別れを告げた。今後は独自でトレーニングをし、大リーグ移籍に備えることになる。
現在、米球界は労使協定の交渉が暗礁に乗り上げており、移籍交渉もストップするロックアウト状態が続いている。現地24日には労使間の話し合いが行われており、25日も継続されるそうだが、まだ合意とは報じられていない。
鈴木誠は「何も変わらないです。何も変わらないんで、この状況です」と、自身の交渉も止まっていることを示唆。ただ、焦るような気持ちについては「何もないです」と泰然。「いつかは(ロックアウトも)終わるんで。逆に、こっちが早く終わると思っても終わらないんで」。現実をそのまま受け入れている様子だ。
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