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【がんがつなぐ足し算の縁】 笠井信輔(2) 「まさか俺が」

2022年1月25日 05時00分 (4月5日 10時17分更新)

排尿時に違和感


腰の痛みもサイン 

まさか…俺ががん。なぜ? 「がんじゃない」って言ってたじゃないですか!
 これが悪性リンパ腫(血液のがん)を告知されたときにまず思ったことです。私の場合、がんを疑って検査に行ってから、がんと判明するまで「四カ月」もかかりました。それはそれは、長い道のりでした。
 最初の異変は「排尿障害」。
 (1)頻尿。二時間たたないうちにトイレに行きたくなる。
 (2)トイレでは「うーん」といきまないと尿が出てこない。「笠井さん大丈夫ですか?」と隣の男性に声を掛けられてしまって、それ以来、「小」でも個室へ。
 (3)突発的な尿意。これが本当に恐ろしかった。最終的に漏らしたことも…。

がん告知を受ける直前の2019年11月、膀胱がんになった小倉智昭さん(右)に相談に乗ってもらった


 さすがに、「がんだな」と思いました。その前の年に、情報番組の司会を一緒に担当してきた小倉智昭さんが膀胱(ぼうこう)がんで膀胱全摘出手術を受けていたからです。平均睡眠時間三〜四時間。小倉さんと同じ生活を二十年間送ってきた私です。小倉さんに相談すると、「検査した方がいい」とアドバイスをもらいました。
 ところが、検査結果はシロ。「前立腺肥大です」。ほっとしました。で、通いやすい病院であらためてCT検査をし...

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