フタバ産業は主砲の尾西が4打点!投打がかみ合い6勝目【中日スポーツ杯争奪新春選抜リーグ戦】
2022年1月25日 10時18分
軟式野球の中日スポーツ杯争奪第63回愛知県新春選抜リーグ戦(中日スポーツ共催)第12日は24日、パロマ瑞穂球場で3試合があり、フタバ産業が8―1で小林クリエイトを下し6勝目をあげた。フタバ産業は主砲の尾西広基捕手(30)=九産大出=が2安打4打点をマーク、エース木村優投手(37)=名院大出=が4勝目をあげた。菊水化学工業は1―0でパナSUNXを破り、GTRニッセイは7―4で東郷製作所に勝った。
5連勝したあと2連敗し、連覇に黄信号が点灯したフタバ産業に勢いが戻った。先頭に立ったのはベテランの2人。1回1死二、三塁で4番の尾西が右前に先制適時打。主砲は4回1死満塁では右中間を破る走者一掃の適時三塁打を放ち、ダメ押しした。
尾西は「2本ともエンドランのサイン。たたき(打法)をするつもりだったけど、外角に来たので必死に食らいついた」と謙そん気味に話した。これまで引っ張りのフルスイングを持ち味にしてきたのとは様変わりの柔軟さを発揮した。
エースの木村は速球と変化球で緩急のメリハリを発揮した。19日のGTRニッセイ戦では救援で6イニングを7安打6失点と散々な出来で連敗のきっかけとなっただけに、「チームと自分のために気合を入れた。いつもより真っすぐを多くして攻めました」。攻撃でベンチに戻っても大声で声援を送り続け「自分でテンションを上げたかった」と先頭に立った。
攻守がかみ合っての快勝に、柴田監督は「今大会で一番いい野球ができました。試合前は『今日勝たなければ連覇はないよ』と話していた。選手は気持ちを整理して修正した」と称えた。
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