越前市のかこさとし絵本館 県民衛星の実物模型 「宇宙」テーマに企画展
2022年1月25日 05時00分 (1月25日 09時44分更新)
越前市高瀬一のかこさとしふるさと絵本館「石石(らく)」で宇宙をテーマにした企画展が開催されている。福井県民衛星「すいせん」の実物大模型やパネルで、県の宇宙産業に関する取り組みを紹介するとともに、絵本作家かこさとしさんの宇宙に関する絵本や原画も展示している。四月十一日まで。
「すいせん」の実物大模型は縦横六十センチ、高さ八十センチ。県内企業が共同開発した超小型衛星の実物大模型もある。パネルでは人工衛星の製造・利用を目指す「福井県民衛星プロジェクト」などについて紹介している。
かこさんがおよそ十年かけて完成させたという科学絵本「宇宙」など、子ども向けの宇宙に関連した本や絵本の下絵、原画も並べ、大人から子どもまでが親しみやすい展示になっている。
午前十時〜午後六時。休館日は火曜日と祝日の翌平日。入館無料。 (堂下佳鈴)
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