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「コーちゃん」愛され30歳 湖西市は新キャラ募集検討

2022年1月25日 05時00分 (1月25日 10時07分更新)
「コーちゃん」をデザインした20歳ごろの思い出を振り返る小木曽雅史さん=湖西市ときわで

「コーちゃん」をデザインした20歳ごろの思い出を振り返る小木曽雅史さん=湖西市ときわで

 湖西市制二十周年(一九九二年)を記念して誕生し、市内各所で姿が見られる市のキャラクター「コーちゃん」=イラスト。三十歳を迎えた市制五十周年の今年は、市の記念ロゴマークに採用される一方、市では別のPRキャラクターの募集を検討し、コーちゃんの今後の動向が注目される。デザインを考えた薬店・鍼灸(しんきゅう)院経営、小木曽雅史さん(50)=同市駅南=に、考案当時の思い出やキャラクターにかける思いを聞いた。 (聞き手・鈴木太郎)
 −キャラクターデザインに応募した経緯は
 私は一九七一年十一月生まれで、七二年一月生まれの湖西市とは「同学年」。一緒に成人を祝おうと、軽い気持ちで応募した。絵画教室に通っていたことはあるが、デザインは素人。なじみのあった市章に手足や顔を付け、明日に向かって躍進する湖西市をイメージした。髪の毛三本で愛嬌(あいきょう)、ユーモア、浜名湖名産のウナギを表現。当初案では、若々しいイメージとしてスニーカーを履いていたが、デザインの都合で変更された。
 −当時の市広報によると、全国から九十六点が寄せられた。最優秀に選ばれた感想や、当時の反響は
 遠くは関東や京都からも応募があったと知り、自分が一番でいいのかと驚いた。キャラクターの採用がきっかけで、九二年の成人式で抱負を話す代表三人のうちの一人に選ばれ、さらに良い記念になった。父のあだ名が「コーちゃん」。デザインと名称は別の募集で偶然の一致ではあるが、昔はよく近所の人に声を掛けられた。
 −「三十歳」になった今も、現役で活躍しているコーちゃんを、どのような気持ちで見守っているか
 応募した時は二十周年の一年限りの登場だとばかり思っており、ここまで息の長い活躍をするとは考えていなかった。五十周年のロゴマークでも取り上げてもらい、感謝している。長期間愛用してもらってありがたい限り。
 −市の五十周年記念事業で、コーちゃんに続く新たなPRキャラクターの募集が始まる。「ライバル」の出現をどう受け止めるか
 生まれ育ち、暮らし続けているまちで三十年間も使ってもらった。もしコーちゃんが消えてしまっても思い残すことはないが、新キャラクターと敵対することなく、仲良くやってもらいたい願いもある。

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