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地産野菜やコーヒーでクレヨン 大垣のシュシュ販売開始

2022年1月25日 05時00分 (1月25日 16時07分更新)
西濃地域の野菜の規格外部分などを使った「にしみのおやさいクレヨン」=大垣市中曽根町のシュシュで

西濃地域の野菜の規格外部分などを使った「にしみのおやさいクレヨン」=大垣市中曽根町のシュシュで

 地元の野菜やコーヒーが緑色やオレンジ色のカラフルなクレヨンに―。大垣市中曽根町の就労継続支援A型事業所「シュシュ」が、規格外や廃棄する野菜や葉などを原料にした「にしみのおやさいクレヨン」を作り、販売を始めた。口に入れても安全といい、子どもや高齢者に「クレヨンの輪」を広げようとしている。(成田はな)
 全十色で、ニラやピーマン、コーヒーなどを使用した。各クレヨンは原料に使った野菜の名前をデザインした。原料は一色あたり三十キロほどが必要で、シュシュが西濃地域の農家や食品加工場などから集めた。青森市のデザイン会社「mizuiro(ミズイロ)」などの工場でクレヨンに加工してもらい、磨きや検品、パッケージの組み立てなどはシュシュが担う。子どもが誤って口に入れてしまうことを考え、野菜の色を補う顔料は食品用と同じ成分にした。
 二十二日に大垣市外野のイオンモール大垣で塗り絵の体験会があった。家族と訪れた杉本結彩ちゃん(6つ)は「野菜がきれいな色になってびっくりした。塗りやすくて楽しかった」と笑顔を見せた。母親の典子さん(42)は「幼い子どもは間違えて口に入れてしまうことがよくあるので、安心感がある」と話した。
 シュシュの北倉慎也代表(41)は「生産だけではなく、販売を継続しなければ意味がない」と語る。今後は新たな色のクレヨンの開発や西濃地域の障害者施設や保育園への配布を計画。高齢者が集まるデイサービスでの体験会も視野に入れ、孫などへの贈り物としてアピールしていく考えだ。
 北倉代表は「クレヨンの輪が広がり、利用者の仕事が増えるようになれば」と期待する。気軽に手に取ってもらおうと、塗り絵コンテストを四月十日まで開催している。台紙はミズイロのウェブサイト(「mizuiro」で検索)でダウンロードできる。
 一箱二千二百円。シュシュのオンラインショップなどで販売している。
問い合わせはシュシュ=0584(71)7217=へ。

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