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【全豪オープン】『彭帥はどこに?』Tシャツの観客“追放”の豪州テニス協会にレジェンドが激怒「心底、臆病者だ。本当に弱虫」

2022年1月24日 17時10分

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彭帥(AP)

彭帥(AP)

 オーストラリアのメルボルンで開催中のテニスの全豪オープンで、「彭帥はどこに?」と記したTシャツを着た観客に対し、豪州テニス協会(TA)が警備員と警察官を派遣。「ルールで政治的なメッセージは禁止されている」と、脱ぐよう強要する動画がネットで拡散され、物議を醸している。これに、女子テニスでグランドスラム優勝18度を誇る伝説の選手、マルチナ・ナブラチロワさんが23日、米放送局テニスチャンネルに番組出演し、激怒した。
 「心底、臆病者だ。これは政治的メッセージではなく、人権に対するメッセージ。(TAは)間違っている。これは、オーストラリア人からこの問題に白旗を掲げ、中国は自国の選手を好き放題にたたいてもいいと言っているのと同じだ。本当に弱虫だということが分かった」
 女子テニス選手の彭帥は昨年11月、中国共産党の張高麗・元副総理から性的関係を強要されたとSNSで告発し、その後に消息不明と報じられた。事態を重く見た女子テニス協会(WTA)は、中国での大会をすべて中止すると決定した。
 同12月、彭帥はシンガポール紙・聯合早報で「性的暴行を受けたと言ったことも、書いたこともない。(北京の自宅にいて)常に、とても自由だ」と否定。だが、英紙ガーディアンは「今回の彭帥の言葉は、11月のSNS発信と矛盾している。海外の多くのオブザーバーは『(中国系の)国営メディアは自由な印象を与えようと企てているが、彭帥に完全な自由などない』と主張している」と報じるなど、世界メディアの多くは彭帥が中国政府の監視下にある可能性が高いとしている。

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