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愛知、2会場で大規模接種始まる

2022年1月24日 16時00分 (1月24日 16時00分更新)
3回目のワクチン大規模接種が始まり、会場に入る人たち=24日、愛知県豊山町の県営名古屋空港ターミナルビルで(大橋脩人撮影)

3回目のワクチン大規模接種が始まり、会場に入る人たち=24日、愛知県豊山町の県営名古屋空港ターミナルビルで(大橋脩人撮影)

 新型コロナウイルスワクチンの三回目接種を促進する愛知県の大規模集団接種が二十四日、県営名古屋空港ターミナルビル(豊山町)と藤田医科大(豊明市)の二会場で始まった。東京や大阪よりも早い開始となったが、市町村からの接種券の発送が追いつかず、予約枠が埋まらないままのスタートとなった。
 二会場ではモデルナ製ワクチンを使い、空港ビルでは一日最大千二百人、藤田医科大では最大六百人の接種枠がある。県によると、初日の予約率は空港ビルで25・7%、藤田医科大で32・6%にとどまった。
 このため、県が接種券不要の自衛隊や警察、看護学生らに空いた予約枠での接種を呼び掛けた結果、初日の予約枠はそれぞれ50・2%、92・7%が埋まった。二会場で計千百五十八人に接種する予定。
 空港ビルでは、午前八時ごろから近隣自治体の住民らが集まり始めた。午前九時になると受け付けを済ませ、医師の問診を経て、看護師による接種に臨んだ。
 夫婦で来た名古屋市守山区の市川祐次さん(80)は、地元よりも早く打てる空港ビル会場に足を運んだ。「オミクロン株は重症化しないと聞くが、かからないほうがいい」と話した。
 稲沢市の高校非常勤講師の太田守彦さん(65)は「妻には接種券が届かず、打ちたくても打てない。(市町村は)早く送ってほしい」と求めた。
 県の一日あたり感染者数は二十三日まで四日連続で三千人を超え、高齢者施設や学校、保育施設を中心にクラスター(感染者集団)が発生。大村秀章知事は、空港ビルの開所式で医療従事者らを前に「接種大加速に、お力添えをどうかどうかお願いしたい」と訴えた。県は二月上旬までに岡崎、安城、豊橋の三市で四会場を順次、追加する。
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