【ボクシング】矢吹正道「しっかり勝って防衛」寺地拳四朗「チャンピオンに返り咲きたい」再戦決定で意気込み語る
2022年1月24日 13時20分
ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29)=緑=と同級1位で前王者の寺地拳四朗(30)=BMB=のタイトル戦が3月19日に京都市体育館で行われることが24日、興行を主催する真正ジムから発表された。
両者は昨年9月22日に対戦し、当時挑戦者だった矢吹が10ラウンド(R)、2分59秒TKO勝ちで新王者となった。しかし、のちに寺地陣営が9Rに右目上をカットしたのは、矢吹の故意のバッティングではないかと、日本ボクシングコミッション(JBC)に質問状を送付。騒動となった。
故意とは認められないとの結論に至ったが、WBCが寺地が世界王者として8度の防衛に成功していた実績を考慮。ボクシング界では原則禁止とされるダイレクトリマッチによる再戦指令を出し、両陣営はすでにタイトル戦に合意していた。
大阪市内のホテルでこの日、2人はそろって会見に臨み、王者の矢吹は「また強い選手と戦う。しっかり勝って防衛していきたいと思います」と言葉に力を込めれば、挑戦者の寺地は「すぐ対戦できるというのは運がある。つかんでチャンピオンに返り咲きたいと思います」と意気込んだ。因縁めいた試合が、再び同じ会場で行われることになり、より世間の注目度が高まるとことになった。
両者の戦績は、矢吹が16戦13勝(12KO)3敗、寺地が19戦18勝(10KO)1敗。
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