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副業に農業 高まる関心 変わる働き方 担い手期待

2022年1月24日 11時52分 (1月24日 12時06分更新)
 副業として農業に関心を持つ人が増えている。背景には、多様な働き方を掲げて国が副業を推進していることに加え、新型コロナウイルスの影響で出勤の必要がなくなったり、収入が減ったりした人が少なくないことがある。農家の高齢化やコロナ禍による外国人技能実習生の入国規制で、現場は人手不足が加速。新たな担い手確保につながるのではないかと期待が高まっている。(熊崎未奈)

農家の杉山和広さん(左)に機材の購入などについて相談する男性=三重県四日市市で


 三重県菰野町の会社員男性(20)は昨年十月から、農家だった祖父が所有する広さ約十アールの農地でチンゲンサイを栽培し始めた。きっかけは同一月と七月、同県四日市市の「すぎやまファーム」で、ニンジンの収穫や出荷を手伝った経験だ。
 普段は半導体関連の工場に勤務するが、いつかは専業農家になりたいと夢見ている。「まずは副業で体験してみよう」と考え、人手を必要とする農家とやりとりできるスマートフォンのアプリ「農mers(ノウマーズ)」に登録し、ファームとつながった。
 ファームでは、中心になって作業を担っていた親族が高齢になって働き手が不足。ニンジンの出荷は泥を洗い流したり、計量して箱詰めしたりと手間がかかる。代表の杉山和広さん(43)は「若い人は体...

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