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土俵外でも負けず嫌い御嶽海 中日戦始球式への凱旋実現したらぜひ根尾との1打席勝負を【記者コラム】

2022年1月23日 21時59分

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始球式をする御嶽海(2019年6月23日撮影)

始球式をする御嶽海(2019年6月23日撮影)

 土俵外でも負けず嫌い。御嶽海はあくまで勝負師だ。まさかのタイミングで、心意気を垣間見ることになった。2019年の名古屋場所前、御嶽海と先輩記者の食事の席に加えてもらった時の雑談だった。
 同年6月23日、ナゴヤドーム(現バンテリンドームナゴヤ)での中日―日本ハム戦の始球式に登場。その思い出話になった。「土俵と同じ気持ちだったよね」と、はだしでマウンドへ。羽織姿の窮屈さを感じさせない伸びやかなフォームから、直球で94キロをマーク。場を盛り上げるために話題を振ったが、記者が「やる気スイッチ」をオンにしてしまった。
 直前に学生時代からのライバル・北勝富士が、投手役で西武・山川と対戦して打ち取ったことを伝えると「えっ」。一瞬で笑顔は引っ込んだ。「こっちもバッターがいれば、ちゃんとストライクが入って100キロも出せたと思うよ。次は自分も勝負形式でよろしくね」と、真剣な表情でリクエストされた。
 御嶽海が描くパワー全開の舞台のイメージは、ほんの数秒で完成。対戦相手で思い描いたのは、当時のドラ1ルーキーだった。「根尾君、いいね~」。新たな番付でドームへの凱旋(がいせん)が実現したら、ぜひぜひ1打席勝負を!(志村拓、2016~20年・大相撲担当)

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