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外国人学習施設「ミライ」 3月に御前崎で開所へ

2022年1月24日 05時00分 (1月24日 05時01分更新)
移転先で作業を進める黄地潔さん=御前崎市で

移転先で作業を進める黄地潔さん=御前崎市で

 ブラジル人の子どもが通う菊川市半済の託児・学習支援施設「ミライ」が近く、御前崎市池新田の歯科医院跡の建物に移転する。現在の建物が手狭で運動場がないため、広い物件を探していた。ただ、移転費用が五百万円超と見込まれ、苦しい運営をさらに圧迫している。
 ミライはブラジル本国から小学校として認可され、母国の教科書を取り寄せて教えるほか、子どもたちが日本の小学校の授業についていけるよう学習を支援している。日本語と英語、ポルトガル語も教えている。
 長引くコロナ禍で非正規雇用の親の収入が減ったことで月謝を払えず、子どもの数は最盛期より三十人少ない四十八人。資金繰りは厳しく、千六百万円の借り入れがある。
 移転先は十分な広さや安全設備を求めて、運営者のNPO法人理事長、黄地(おおち)潔さん(59)が六年間探してやっと見つけた物件。床面積が四百平方メートルで二倍近くになり、駐車場や土地の広さも十分ある。
 黄地さんらは移転先の傷んだ場所を修繕し、リフォームして三月の開所を目指すが、教室用の机や学習用大型モニターが足りないという。屋外にフェンスを設け、外壁の塗装も必要だが、資金も資材も人手も不足している。
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