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池江璃花子、50メートル自由形を制し2冠 予選バタフライ、決勝クロールで文字通り自由形【北島杯】

2022年1月23日 21時16分

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女子50メートル自由形で優勝し、メダルを手に笑顔を見せる池江璃花子

女子50メートル自由形で優勝し、メダルを手に笑顔を見せる池江璃花子

◇23日 競泳・北島康介杯最終日(東京辰巳国際水泳場)
 東京五輪に出場した池江璃花子(21)=ルネサンス=が女子50メートル自由形を25秒20で優勝した。予選はバタフライ、決勝はクロールと異なる泳法で臨み、前日の100メートル自由形と合わせて“有言実行”の2種目制覇を達成した。
     ◇
 パリ五輪を見据える池江が、異例の選択で50メートル自由形を制した。「自由形」には泳法の制限がないとはいえ、予選は得意種目に磨きをかけるためにバタフライで泳ぎ、25秒91で2位通過。勝負に徹した決勝はクロールで制し、未来も現実も見た選択で最高の収穫を手にした。
 「病気になる前は、自由形をバタフライで泳ぐのは抵抗があった。初めてこうして他種目で(自由形を)泳いでみて、すごく楽しかった。自由形の中でも、バタフライは日本でも戦える位置にいるんだな、とあらためて実感できました」
 この日エントリーしていた100メートルバタフライは疲労もあって欠場。ただ、世界で戦うことを意識し、得意な泳法を50メートルで試してみたい気持ちがあった。「バタフライで活躍したい気持ちを前々から持っているので、スプリントをイメージして泳ぎました」。一方、決勝では「勝ち癖をつけておきたいし、優勝したいので」とクロールで実を取った。
 バタフライのスピード強化は、今年のテーマでもある。「もちろん、いずれは100メートルでも世界で戦いたい。この経験、このスプリント力を生かし、100メートルでも戦える体力をつけていけたら」。白血病からの復活を遂げて目指す世界の舞台。複数種目制覇を目標に掲げた今大会は、有言実行の2冠を果たした。確かな手応えをつかみ、完全復活への山を本格的に駆け上がる。
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