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「こんなに早くメジャーに出られるなんて」桂川有人が2位 全英OP出場権獲得【シンガポールOP】

2022年1月23日 18時44分

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2位で全英オープンの出場権を手にした桂川有人(大会提供)

2位で全英オープンの出場権を手にした桂川有人(大会提供)

◇23日 男子ゴルフ SMBCシンガポール・オープン最終日(シンガポール・セントーサGCセラポンC)
 日本の成長株、桂川有人(23)=国際スポーツ振興協会=が2位に入り、4位までに与えられる全英オープンの出場権を獲得した。第3Rを終えて通算7アンダー、首位に4打差の4位につけていた桂川は、最終Rを3バーディー、ボギーなしの68で回り、通算10アンダーに伸ばした。優勝は通算13アンダーのサドム・ケーオカンジャナ(タイ)。今年の全英オープンは7月14~17日、ゴルフの聖地、セント・アンドリュースで行われる。
     ◇
 「不思議な感じですけど、幸せです!こんなに早くメジャーに出場できるなんて」。顔にあどけなさを残す桂川は、喜びをいっぱいに表した。国内でシード権を取ることが当面の目標だったが、年明け初戦でメジャーの切符をもぎ取った。
 シンガポールのセントーサ島にある会場は、海が複雑に入り組み、アジア屈指の難度で知られる。そのコースで、最終Rのプレーは「完璧だった」という。飛距離は大柄な選手たちに劣るが、あきらめない精神力が最大の武器だ。1番で下りの2メートルを沈めてバーディー発進。4番パー5は2オンに成功し、13番では奥から7メートルのパットを決めた。17番でスコアボードを見たとき、4位までに入れると確信した。
 コロナ禍のトラブルで日本から出場できない選手が相次いだため、賞金は日本のランキングに加算されないことになった。桂川にとっては不運な事態だが、本人は「いいスタートが切れた。今度は日本でも優勝争いしたい」と意に介さない。
 この大会は若手の登竜門になっており、一昨年は木下稜介(ハートランド)が全英OP出場権を獲得、その勢いで昨年は2勝し、賞金ランク3位に駆け上がった。今年は桂川が旋風を巻き起こしそう。3月26、27日の岐阜オープン、そして同31日からのツアー国内初戦、東建ホームメイトカップで成長した姿をお披露目する。
 ▼桂川有人(かつらがわ・ゆうと)1998(平成10)年10月9日生まれ、愛知県清須市出身の23歳。167センチ、70キロ。クラブチャンピオンだった祖父・征男さんの指導で4歳からゴルフを始める。西枇杷島中卒業後、通信制のルネサンス豊田高で学びながら、単身フィリピンへゴルフ留学。帰国後は日大に進み、2018年中部アマ、日本学生などを制覇し、ナショナルチーム入り。2020年プロ転向。昨季の賞金ランクは87位。目標とする選手は、大リーグの大谷翔平(エンゼルス)とタイガー・ウッズ(米国)。

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