「緊張ってこういうことなんだな」笑点新大喜利メンバーの桂宮治、顔こわばらせながら初回乗り切る
2022年1月23日 18時24分
日本テレビ系の演芸番組「笑点」の新大喜利メンバーになった落語家の桂宮治(45)が23日、初めての大喜利に臨んだ。番組のオープニングで「緊張ってこういうことなんだな」と、少しこわばった表情を見せたが、元気いっぱいに初回を乗り切った。
1992年以来30年ぶりの席替えとなり、テレビ画面に向かって左側、司会の春風亭昇太に近い方から三遊亭小遊三、三遊亭円楽、林家たい平、林家木久扇、三遊亭好楽の順で登場。好楽の隣、一番端の宮治の席が空いたまま、知名度を上げるためのミッションとして日本テレビ系の人気番組に出演、「踊る! さんま御殿」で明石家さんまから「座布団1枚取っちゃって」と厳しい洗礼を浴びた場面などが紹介された。最後に妻の明日香さんから「このまま変わりなくテングにならず、初心を忘れず、頑張ってほしいと思います」との激励を受けた。
メンバーからミッションクリアの「承認」を受けて黒紋付きで登場、落ち着かない宮治に司会の春風亭昇太から「とりあえず座ってもらえませんか」と促された。まだ新しい色の着物がまだ出来上がっていないと告げられると円楽から「できるまで休ませろ」と毒を吐かれた。
最初のあいさつで「30歳の時にYouTubeで落語を初めて見まして、日本にこんな面白い芸能があるんだと思って、結婚式の時に会社を辞めて落語界に飛び込みました。45歳になった今、ここに座っています。自分の人生がわけが分かりませんが、ここに居られる理由は人との出会いと運が良かっただけだと思います。これからも人との出会いを大切にして、運を引き寄せて、皆さんに喜んでいただけるような大喜利メンバーになりたいと思います。桂宮治、どうぞよろしくお願い致します」と緊張気味にあいさつした。
最初の回答では隣の好楽をいじり「緊張で、近くにあるものにかみついてみました」と話した宮治、さらに「さっきプロデューサーに1カ月様子を見て、駄目だったら分かってるよねと肩たたかれました」と思わぬエピソードで笑わせていた。
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