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「踏み込んでみようかなと思った」主導権を握った藤井4冠が流れ引き寄せる2連勝【王将戦第2局】

2022年1月23日 17時05分

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藤井聡太

藤井聡太

 藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・棋聖=が渡辺明王将(37)=名人・棋王=に挑戦する「第71期王将戦」七番勝負第2局は23日、大阪府高槻市で指し継がれ、藤井が98手で勝ち、連勝した。第3局は29、30日、栃木県大田原市で指される。
 後手番でのブレークでしかも完勝劇。「4冠VS3冠」シリーズの流れを大きく引き寄せる1勝となった。
 藤井は終局後のインタビューで「激しい展開で分からない局面が多かった」としながらも、封じ手以降は「踏み込んでみようかなと思った」と振り返った。第3局に向けては「あまりスコアを意識せず、しっかり準備していきたい」と気を引き締めた。
 一方、渡辺は藤井が大長考の末に放った一手への対応を悔やみ「そこから駄目にした」と敗戦の弁。「内容が良くなかったので、もうちょっとまともな将棋を指せるようやっていきたい」と前を向いた。
 1月に入って過密スケジュールが続いていた藤井だが、ここに向けてコンディション調整に抜かりはなかった。それは1日目の対局姿にも表れていた。角換わり戦でここが勝負どころと見るや、じっくりと腰を落とし、自身最長となる148分の大長考を記録。気合面の充実ぶりを物語る場面だった。
 藤井の封じ手で再開した2日目は、主導権を握った藤井が着実にリードを広げていく展開に。渡辺としては珍しく見せ場のないまま、土俵を割った。各8時間の持ち時間のうち、消費時間は渡辺6時間55分、藤井6時間41分。終局は午後4時15分だった。

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