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「ペリソダス・ミクロレピス」世界初の常設展示 アクア・トトぎふ

2022年1月23日 05時00分 (1月23日 18時47分更新)

常設展示が世界初のペリソダス・ミクロレピス=アクア・トトぎふ提供

 各務原市川島笠田町の世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」で、アフリカ原産のペリソダス・ミクロレピスの展示が始まった。富山大などとの共同研究のために繁殖させており、常設展示は世界初という。
 ペリソダス・ミクロレピスは、他の魚のうろこをはぎ取って食べる淡水魚。獲物の右側のうろこを好んで狙う「右利き」と、反対の「左利き」がおり、富山大などは利きが幼魚期に決まることを行動実験で実証し、十四日に英国の科学雑誌で成果を公開した。
 アクア・トトぎふは富山大などの依頼を受け、二〇一四年から繁殖。相性を見極めながら、水槽の広さを試行錯誤するなどして、繁殖方法を確立した。研究成果の公開に合わせ、十七日から展示を始めた。
 二階の「タンガニーカ湖の魚」水槽で、体長一一センチほどの約百匹を展示している。担当者は「脊椎動物の脳の基本構造は同じなので、人の利き手のメカニズム解明にもつながる研究。関心を持ってもらえれば」と話す。
 (立石智保)

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