本文へ移動

【競泳・北島康介杯】池江が100メートル自由形で優勝 強化してきた動き出しで「復帰後一番速いタイム。うれしい」

2022年1月22日 19時30分

このエントリーをはてなブックマークに追加
100メートル自由形決勝を制し、笑顔を見せる池江璃花子

100メートル自由形決勝を制し、笑顔を見せる池江璃花子

◇22日 競泳・北島康介杯(東京辰巳国際水泳場)
 東京五輪代表の池江璃花子(21)=ルネサンス=が女子100メートル自由形に出場し、54秒64で優勝した。
     ◇
 白血病から復活し、2024年パリ五輪を目指す競泳界のエースに、復調の兆しが見えた。400メートルリレーのメンバーとして共に東京五輪を戦った五十嵐千尋、大本里佳ら実力者が集った100メートル自由形を制した。54秒64と、この時期での好タイムにも、「54秒前半を出せたらと思ったけれど、自分の泳ぎができていなかった。ちょっとそこは惜しかったと思う」と手放しでは喜ばなかった。
 理想とする伸びのある無駄のない泳ぎができなかったと悔やむが、強化してきたリアクションタイム(スタートの合図から動作開始までの速さ)が、決勝は0秒64。「多分、復帰後一番速いタイム。うれしい」と声を弾ませる。
 スプリンターにとって大事な最初の動き出しで、後れを取っているという自覚はあった。「リアクションだけで0秒2くらい遅れていたので、それはすごくもったいないと思っていた。どうしてもタイムを上げる必要があった」と強調する。合図の音が鳴ってから、いかに早く、足よりも手を前に出して自分の体を動かすか。意識を持って練習に取り組み、その成果が出てきた。
 闘病前の2018年11月に同種目で日本記録となる52秒79を刻んだ。3月の日本代表選考会で目指すのは53秒台中盤。「自分の実力的には53秒台まで出せてもおかしくない。自己ベストからしたら1秒くらい遅いタイムになるけれど、それでも52秒台は1回しか出したことがないし、53秒もそう遅い記録ではない。まずはそれを出して着実に自信をつけていければ」。体力もスピードも、強かった時を取り戻しつつある。その実感を得たレースだった。
おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ