古市憲寿さん「まん防」に疑問「今回は各知事のアリバイづくり」尾身会長が提言を修正した件にも苦言
2022年1月22日 12時48分
社会学者の古市憲寿さん(37)が、22日放送のテレビ朝日系情報番組「中居正広のニュースな会」に出演。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、21日から1都12県に追加適用されたまん延防止等重点措置を巡り「知事たちが責められたくないから、という一点だけで出しているようで、本当に感染症対策になるのか」と疑問を呈した。
古市さんは「重点措置はこれまでも出されてきたが、効果計測がなされていない気がする。第5波がなぜ収束したのか検証されず、今回は各知事がアリバイづくりのために重点措置を出したように思える」と持論を展開。ほぼ行動制限なしで感染者数が減少に転じた海外諸国があることを踏まえ、効果検証が不足していると指摘した。
さらに政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長(72)がオミクロン株対策の肝を「人流抑制ではなく人数制限」と19日に発言し、その後に全国知事会から苦言を呈され、21日に提言を修正した件に、古市さんは「尾身さんが折れるっておかしくないですか。感染症の専門家として発言したはずなのに、なぜ知事たちに言われて折れるのか。エビデンスをもとに発言したはずなのだから、そこに自信を持ってほしい」と苦言を呈した。
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