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最短30分、自宅へ薬配送 名古屋の薬局が新サービス

2022年1月22日 05時00分 (1月22日 16時01分更新)
オンラインの服薬指導を想定し、画面越しに薬剤の説明の仕方などを確認する曽我部さん=名古屋市中区金山5の調剤薬局アモス金山店で

オンラインの服薬指導を想定し、画面越しに薬剤の説明の仕方などを確認する曽我部さん=名古屋市中区金山5の調剤薬局アモス金山店で

 オンラインで医師の診察と薬剤師の服薬指導を受けた当日に、処方薬を自宅などへ届けるサービスが十七日、名古屋市内の薬局約二十カ所で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大などで、診療などのオンライン化は進んでいるが、処方薬は郵送されることが多く、受け取りまで時間がかかるのが課題だった。サービスの開発企業の担当者は「バイク便で最短三十分で配送できる」と話す。
 サービスは、ベンチャー企業「ジェイフロンティア」(東京)が開発したオンライン診療、服薬指導システム「SOKUYAKU(ソクヤク)」を利用。導入した医療機関や薬局が、オンラインでの診療や服薬指導を担当する。昨年二月に全国で始まり、処方薬の当日配送は、東京二十三区や大阪市などで実施されている。薬局から三キロ圏内の住所にバイク便で配送する。
 利用する際は、スマートフォンなどでインターネットからソクヤクのアプリを入手すると、オンライン診療や服薬指導の予約、対象地域での処方薬の当日配送のサービスを受けられる。アプリは無料だが、当日配送は一回五百五十円(税込み)。「SOKUYAKU アプリ」で検索できる。
 サービスを導入した名古屋市中区金山五の「調剤薬局アモス金山店」でも、オンラインでの服薬指導と、当日配送の準備を進める。調剤薬局アモス(岡崎市)の薬剤師曽我部鮎果(あゆか)さん(27)は「画面越しでは、顔色以外の情報が読み取りにくく、より注意深く対応したい。コロナ感染が急拡大しており、非接触を望む患者もいると思うので要望に応えたい」と話した。
(出口有紀)

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