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2敗キープの御嶽海、母思いの心優しい息子に…マルガリータさんが取った『覚悟』の連絡断ち【大相撲】

2022年1月21日 20時11分

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阿炎(右)と激しく攻めあう御嶽海

阿炎(右)と激しく攻めあう御嶽海

  • 阿炎(右)と激しく攻めあう御嶽海
  • 御嶽海が母親マルガリータさんに昨年の誕生日に贈った花
◇21日 大相撲初場所13日目(東京・両国国技館)
 真っ向から前に出ていった。御嶽海(29)=出羽海=は力強い踏み出しから、阿炎(27)=錣山=の強烈な突きをものともせず圧力をかける。速射砲のように出てくる手に、体が横を向きそうになれば、上体がのけぞりそうにもなった。だが、屈しなかった。決して下がることなく、足を前に運んだ。
 ひるんだのは阿炎の方だった。たまらず引いた。このチャンスを逃さず、難敵を一気に押し出しで退けた。超集中モードに入ったのか、勝った後では今場所初めてリモート取材に応じなかった。今場所中「引かない相撲、前に出る相撲を取れれば結果が付いてくる」と話していたが、それをしっかりと実践した。
 八角理事長(元横綱北勝海)は「はたきに対して勇気があったよね。立ち合いが良かったんじゃないか。圧力があったということですね」と話した。さらに「集中力があるというかな。前は負けたら投げやりになっている部分もあったけど、なんとか頑張ろうという気持ちが見えている。それが大事」と連敗しなかったことを評価した。
 神経を研ぎ澄ました相撲が目立つ御嶽海だが、普段は土俵を離れると母親マルガリータさん(51)思いの心優しい力士。誕生日や母の日には花を贈っている。
 ただ、今場所は連絡を取っていない。マルガリータさんは「集中しているので、邪魔したくないので連絡していないんです」と明かす。御嶽海の誕生日だった昨年12月25日や、年始にはテレビ電話で会話したそうだが、その後は連絡を取っていない。当時、御嶽海は「信じていて」と言葉に力を込めたそうで、吉報が届くのを待っている。
 2敗同士の大事な一番を制したことで、結びの一番で勝利した照ノ富士(30)=伊勢ケ浜=とともにトップをキープした。14日目は宝富士戦(34)=同、そして千秋楽は照ノ富士との直接対決が組まれることが濃厚だ。2連勝すれば3度目の賜杯に手が届き、大関昇進の可能性も出てくるかもしれない。残り2番も前に突き進む。

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