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今春、江戸庭園がオープン 伊勢・忍者キングダム

2022年1月21日 05時00分 (1月21日 09時00分更新)
「江戸の庭」を確認する石原さん=伊勢市二見町三津の伊勢忍者キングダムで

「江戸の庭」を確認する石原さん=伊勢市二見町三津の伊勢忍者キングダムで

  • 「江戸の庭」を確認する石原さん=伊勢市二見町三津の伊勢忍者キングダムで
  • 入り口前に造られた巨大な盆栽「昇龍」=伊勢市二見町三津の伊勢忍者キングダムで
 伊勢市の忍者キングダムで、今春、「世界一の江戸庭園と日本一の園芸城下街」と題した庭園が開業する。庭をプロデュースする庭園デザイナー石原和幸さん(63)は、忍者キングダムの劇場での出し物とかけ「演芸と園芸。『ダブルえんげい』を楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。
 石原さんは、英国で開かれる世界最古の造園コンクール「チェルシーフラワーショー」で十一個の金メダルを獲得していて、二〇一六年には出展者では最高のプレジデント賞も受賞した世界的な庭園デザイナー。園内には、〇四年に初めてチェルシーに出展した作品「源」や一五年に金メダルを獲得した「江戸の庭」をイメージした庭も造られる。
 庭園は、同園全体にわたって展開され、十万坪の敷地に約千種類の植物が植えられる。和庭園だが、世界中の四季折々の花々を楽しむことができる。現在も工事は進んでいて、園の入り口正面には「昇龍」というクロマツやアカマツを植えた高さ七メートル、重さ約百トンの盆栽が据えられている。目玉となる「江戸八景」と名付けられた庭は、池があった三千六百平方メートルの敷地に造られる。水や霧など八つのテーマが設定してあり、ホタルやメダカなどの生物も楽しめる。
 園内には、園芸用品や花の苗などを販売する店も開業するほか、園芸教室なども開く予定。モデルガーデンの役割もあり、展示されている庭や盆栽は購入でき、同園で施工も手掛ける。石原さんは「江戸時代の日本は世界一庭師が多く、世界中の植物が集まっていた。そういう園芸文化を再現するので、日本中から園芸好きに見に来てもらいたい」と話した。
 工事は進んでいるため、一部はすでに見ることができるが、全面的なオープンは四月二十二日。
 (高橋信)

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