【オリックス】平野佳寿、日米通算1000試合目指す「50試合ずつであと4年」母校・京都産業大を表敬訪問
2022年1月20日 14時02分
オリックスの守護神・平野佳寿投手(37)は20日、京都市にある母校・京都産業大を表敬訪問し、黒坂光学長(64)に昨季のリーグ優勝を報告するとともに、節目の記録にとことんまで挑戦していくことを宣言した。
今季は日米通算17年目。日米通算800試合登板へあと55試合、同通算200セーブまであと7に迫っており、「200セーブで名球会なら目指しますが、250セーブはなかなか難しいと思う。無理だなと思っているので…。でも目の前にあるので。上を目指して足元を見つめて、あきらめずに、もがいてやっていこうと思います」と意気込んだ。
重視しているのは試合数。日米通算1000試合には「50試合ずつであと4年ですか。ギリギリですね。できるように努力したいと思います」と41歳での現役も視野に入れている。
プロ入りの礎を築く原点となった母校。大学2年春の失敗が転機になったと振り返る。当時の勝村法彦監督から活を入れられたという。
「失敗するのを待っていたみたいで。慢心。心を戒めるということだった」。そこからオリックスを希望して入団した。その勝村監督が昨季限りで勇退し、オリックスの先輩でもある光原逸裕元投手が新監督に就いた。
野球部の後輩に向けて「全国優勝してほしい。光原監督は尊敬する先輩。頑張ってくれると思うし、僕も期待しています」とエールを送り、黒坂学長にも「すごく応援してくれて感謝してます」と伝えた。
メジャーリーグから古巣へ復帰した昨季は、守護神として25年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。46試合に登板して1勝3敗29セーブ、3ホールドの防御率2・30。東京五輪明けの後半戦に限れば黒星なしと救援に失敗しなかった。
初めて出場した日本シリーズでは、第6戦(ほっともっとフィールド神戸)で登板。「正直、投げんと終わるんちゃうかと思ったけど、投げられて良かった。シーズン中にはなかった、楽しい、というのがちょっとあった」と振り返るほど、貴重な経験も積んだ。
「連覇できるのは僕たちだけ。連覇して日本一という忘れ物を取りにいきたい」。クローザーとしての強い責任感も示した。
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