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遺跡出土品が 物語るあの頃 小松で国重文の土器や埴輪展示

2022年1月20日 05時00分 (1月20日 13時11分更新)
会場中央に展示された八日市地方遺跡から出土した焼成粘土塊=小松市原町で

会場中央に展示された八日市地方遺跡から出土した焼成粘土塊=小松市原町で

 小松市の八日市地方遺跡や矢田野エジリ古墳の出土品を紹介し、当時のものづくりに思いをはせる「新春無料公開展」が市埋蔵文化財センターで開かれている。国重要文化財の土器や埴輪(はにわ)など約三百点が並ぶ。三月六日まで。
 会場中央に展示され目を引くのが、弥生時代中期の八日市地方遺跡から出土した焼成粘土塊。土器の成形時に失敗したものと思われ、押しつぶした際に付いた指紋が残る。同遺跡で土器が作られていたことを物語る貴重な遺物。センターの下浜貴子副所長は「人間くささが感じられる。土器づくりの風景を思い描いてもらえれば」と話している。
 他にも古墳時代後期の矢田野エジリ古墳から出土し、朝鮮半島から製作技法が伝わったとされる円筒埴輪や馬や人物をかたどった埴輪などが並ぶ。期間中は入館料無料。祝日を除く水曜休館。(久我玲)

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