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水墨画で白山ジオ巡ろう 鳥越城跡など8カ所

2022年1月20日 05時00分 (1月20日 12時21分更新)
(上)歴史を感じさせる国史跡の鳥越城跡(中)迫力のある姥ケ滝(下)趣のある白山比咩神社の社殿を描いた絵はがき

(上)歴史を感じさせる国史跡の鳥越城跡(中)迫力のある姥ケ滝(下)趣のある白山比咩神社の社殿を描いた絵はがき

工芸の里で絵はがき販売

 白山市全域の自然や文化を観光や教育に役立てる、自然公園「白山手取川ジオパーク」をPRしようと、地域住民が運営する同市吉野の文化施設「吉野工芸の里」が絵はがきセット(税込み八百円)を販売し、好評を博している。「水墨画で綴(つづ)る白山手取川ジオパーク 命を育む水の旅」と題し、同ジオパークの見どころ八カ所を繊細な水墨画で表現している。(吉田拓海)
 絵はがきは、加賀国一の宮として名をはせる白山比咩(しらやまひめ)神社(三宮町)の社殿や、国指定天然記念物で推定樹齢七百年のスギ「御仏供(おぼけ)杉」(吉野)、加賀の国一向一揆で最後の激戦地となった国史跡の鳥越城跡の城門(三坂町)などを、墨の濃淡で表現している。
 ほかにも、凍(い)てつく寒さの手取峡谷(吉野)や、峡谷に白い水しぶきを上げて落差三十二メートルを豪快に流れ落ちる綿ケ滝(下吉谷町)、獅子吼(ししく)高原(標高六五〇メートル)から日本海までを遠望できる手取川扇状地、同市と岐阜県白川村を結ぶ観光山岳道路「白山白川郷ホワイトロード」の途中にある姥(うば)ケ滝(中宮)、遠望した白山(二、七〇二メートル)の美しい山も描いている。
 絵はがきの原画は輪島市出身の水墨画家小泉景鶴(けいかく)さん(65)=白山市鶴来大国町=が市内各地を巡り、約一年かけて描き上げた。小泉さんは「白山水系の迫力ある景観を知るきっかけにしてほしい。はがきを手に取り、美しい景色を身近に感じてもらえれば」と語る。
 二百セットを作り、吉野工芸の里や道の駅瀬女(せな)(瀬戸)、道の駅一向一揆の里(出合町)などで販売している。「地元の景色が描かれたはがきを配りたい」との要望が寄せられたことから、絵はがきの絵柄ごとに販売することも予定している。(問)吉野工芸の里076(255)5319 

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