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御嶽海が三役で自身初の2場所連続2桁勝利を喜ぶ「やったことなかったので」【大相撲初場所】

2022年1月19日 19時56分

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御嶽海(右)が寄り切りで正代を破る

御嶽海(右)が寄り切りで正代を破る

◇19日 大相撲初場所11日目(東京・両国国技館)
 常に前へ前へと攻めた。御嶽海(29)=出羽海=は立ち合いから右を差して圧力をかけていく。正代(30)=時津風=も大関の意地でこらえ、反撃に出ようとしたが、主導権は渡さなかった。左上手を引くと胸を合わせ、力強く寄り切った。
 「しっかり大関の下に入って、前に出ることを意識しました。四つになったけど、前に出る意識を持っていたのでああいう結果になったと思う」。今場所元気のない大関相手とはいえ、きっちりと勝ちきった。三役では自身初の2場所連続2桁勝利を決め「やったことなかったので、素直にうれしい」と喜んだ。
 10日目に北勝富士(29)=八角=に苦杯をなめた。「本当に一番取りたくない、一番悔しい相撲だった」。ほぼ何もできずに押し込まれ、最後は引いてしまった。ふがいなさ、悔しさ、それらの思いをこの日の一番にぶつけた。もちろん、連敗は許されない状況。「本当に緊張しました」と胸の内を明かしたが、敗戦ショックは完全に吹き払った。
 八角理事長(元横綱北勝海)も「集中してますよね。ただ出るばかりじゃなく、考えながら相撲を取っているというのかな。大きいと思いますよ。大関に勝ってですから」と、連敗しなかったことを評価した。
 照ノ富士(30)=伊勢ケ浜=とともに1敗をキープし、残り4日間を迎える。13日目には、御嶽海後援会の応援団が駆けつける。コロナ禍でバスツアーという形では実施できず、現地集合で各自が感染対策を徹底し、拍手とタオルを掲げることでエールを送る。コロナ禍の下、これまでは定員の20人に達しなかったが、今場所は抽選になったほど盛況だ。
 3度目の優勝へ、周囲の期待は否が応でも高まる。「自分の相撲、引かない相撲が取れれば、白星に絶対つながると思う」。自身が課したノルマ、2桁勝利は達成した。ここからは白星を積み上げるだけ。その先に賜杯がある。

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