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中学硬式の新入生、どう指導すべき?

2022年1月19日 05時00分

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 【質問】中学硬式のコーチです。新入生の指導についてチーム内で意見が分かれています。私はしばらく様子を見たいのですが、すぐ打撃フォームなどを教えた方がいいのでしょうか。指導のあり方を教えてください。 (千葉県野田市 44歳コーチ)
 【答え】中学硬式の場合、大きな夢を持って入部してくる子がほとんどでしょう。その夢をいきなり奪ってしまうような指導は避けたいものです。私は、中学時代が将来を左右する分岐点で一番大切だと思っています。それだけに教える難しさがあります。コーチとしては、学童野球を出たばかりのレベルは手直ししたい部分が目につくでしょう。しかし欠点の矯正は長所を消してしまう危険性もあります。米国には「壊れていないものを壊すな」という金言があります。日本ハムの新庄監督が「新人の指導はしばらくするな」とコーチ陣に通達したのは大リーグでの経験からだと思います。
 プロ野球でも、新人をすぐに教えるコーチが少なくありません。それで自信をなくしていった選手は数えきれないでしょう。私たちの時代の「黙ってやれ」と違って、今の子供たちには「ほめて伸ばす」指導を心がけてください。コーチから見れば欠点が目立つでしょう。しかし、欠点にばかり目を向けるのはよくありません。長所を探して伸ばしていけば欠点は消えていきます。いいところをほめて、やる気を引き出せば必ず成長します。選手と相互信頼のある指導者になってほしいものです。 (慶大野球部元監督)
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〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

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