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延長12回制も春季キャンプの有観客も…感染急拡大で結論先送り NPB理事会と12球団実行委員会

2022年1月18日 20時29分

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斉藤惇コミッショナー

斉藤惇コミッショナー

 日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が18日、オンラインで開かれた。決まったのは新型コロナウイルスの感染対策として「特例2022」を設置することのみ。今季は従来通り12回まで実施する方向で調整するが、この日、全国の新型コロナウイルスの感染者が過去最多の3万人を超え、感染拡大で先が読めない状況が続いており、正式決定は先送りされた。
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 キャンプインまで約2週間と迫った中で開催された、今年初の実行委員会。大きな注目の一つだったのが、春季キャンプでの観客の受け入れだ。すでに斉藤惇コミッショナーは、2万人を上限に有観客で実施する方針を明言。ただ、第6波が押し寄せる状況もあり、改めての正式なアクションはなかった。
 この日は全国の新型コロナウイルス感染者が初の3万人超え。この先の感染状況は全く先が読めない。キャンプ突入前の24日に、プロ野球とJリーグ合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」が予定されており、まずは状況の推移を注視しているとみられる。
 この日は、宮崎県の河野俊嗣県知事が「県内の来客を中心に想定している」と発言。そのことについては、実行委終了後にオンライン会見した井原敦事務局長は「地方自治体の方針に従うというのはこれからも変わらぬ考え」と、受け入れ自治体の意向に沿うというこれまでと変わらぬ考えを示した。
 さらにこの日は2019年以来、3年ぶりとなる延長12回制の是非も大きな議題だった。新型コロナウイルスの影響で2020年は延長10回、昨年は日本シリーズ以外は延長戦なしの9回打ち切り。今季は延長12回制を基本に調整することは合意したものの、感染状況が見通せないため開幕が近づく3月の会議で判断するもようだ。
 「延長は12回にという考えはある。でもここで延長12回にすると決定しても、この先の感染状況で変わってくる可能性がある。最終決定は3月ギリギリになるのではないか」とはある球団関係者。19日は12球団監督会議が予定されているが、開幕の声が近づくまで状況を見守ることになる。
 20年から実施している選手入れ替えの規定の緩和や出場選手登録枠、外国人選手登録枠の拡大の特例は「特例2022」として今季も継続。出場選手登録は従来の29人から31人、外国人選手登録枠を4人から5人、ベンチ入りは25人から26人となることは19日の監督会議で報告される。

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