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ジョコビッチ、ランキング1位から陥落も 今年出場できるグランドスラムは現時点でウィンブルドンだけ

2022年1月18日 16時43分

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ノバク・ジョコビッチ(AP)

ノバク・ジョコビッチ(AP)

 オーストラリアへの入国ビザ(査証)が適正でないとして取り消され、全豪オープンを欠場する男子テニスのノバク・ジョコビッチ(34)=セルビア=が、今年中に世界ランキング1位の座から陥落する可能性が出てきた。全仏オープンも出場選手に新型ワクチン接種を義務付けることが決定し、全米オープンも同様の措置になる見込み。ワクチン未接種でも出場できる4大大会のグランドスラムは、現時点でウィンブルドン選手権だけとなった。17日の英紙サンなどが報じた。
 ジョコビッチにとって頼みの綱だった次のグランドスラム、5月に開幕する全仏出場の目も消えた。フランス国民議会は、全てのスポーツ会場やレストランなどでワクチン未接種の16歳以上を立ち入り禁止にする法案を賛成215票、反対58票で可決した。今週末から施行される。
 フランスのスポーツ相は「ルールは単純だ。ワクチンパス(接種者のみが出入りできる)を課する。観客もアスリートも全員に適用される。明らかなことは、免除はない」との声明を発表した。
 残るグランドスラムは6月に開幕するウィンブルドンと8月開幕の全米オープンだが、同紙は「米国も入国者にワクチン2回接種を義務付けており、全米オープンもそれにならう。ジョコビッチが出場できる可能性は、ほぼない」と報道。ウィンブルドンが開催される英国だけは、現時点では10日間の隔離で出場できる予定だが、オミクロン株の猛威が吹き続ければ、他のグランドスラムと足並みをそろえる可能性も十分にある。
 もし1年間のグランドスラムでノーポイントならば、歴代1位の通算在位356週を誇るランキング1位の座も、風前のともしびとなる。
 ジョコビッチは5日、豪メルボルン空港で入国を拒否され、隔離ホテルに滞在。ビザが適正でないとされた理由は、昨年12月にコロナ感染し、免疫獲得を理由に認可を受けたとされる新型コロナウイルスのワクチン接種免除が認められなかったためだった。ジョコビッチ側の異議申し立てを受け、メルボルンの連邦巡回裁判所はいったん入国拒否を取り消した。その後に入国審査書類の虚偽記載や陽性判明後の取材対応などが発覚。豪州政府は調査した上で再び入国許可を取り消し、国外退去を命令。豪州連邦裁判所もこの決定を支持すると、ジョコビッチは16日に、豪州を去った。
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