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補助薬不足…でも禁煙できる! 

2022年1月18日 05時00分 (1月18日 13時52分更新)
 肺がんや慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)などの主な原因とされる喫煙。新型コロナウイルス感染時の重症化リスクも高めるとされるが、国内では禁煙治療に使われる医療用の補助薬が不足している。たばこに含まれるニコチンは依存性があり、本人の意志だけでやめるのは大変。そうした中、重要性が見直されているのが、専門家による面接指導だ。(植木創太)

心の依存 面接法で解消



 ニコチンは脳に作用し、快感をもたらすドーパミンを放出させる。喫煙が習慣になると、自分でドーパミンを分泌する能力が低下。ニコチン切れによるイライラや憂鬱(ゆううつ)などの禁断症状から逃れようと繰り返し吸うのが、ニコチン依存症だ。
 日本禁煙学会などによると、禁煙治療は補助薬と医療者による面接指導の両輪が基本。医療用の補助薬には、ニコチンを少量ずつ補って禁断症状を和らげる貼り薬や、成分がニコチンの代わりに脳内の組織と結びつき、喫煙の満足感が得られなくなる飲み薬がある。
 昨年六月に出荷が停止されたのは、成功率が六〜七割と高い飲み薬のバレニクリン(商品名・チャンピックス)。製造販売を担う米ファイザー社の海外出荷分の一部から発がん性物質が検...

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