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騎乗停止処分を真摯に反省…いまをときめくスーパージョッキー横山武史は誰からも愛される若者

2022年1月18日 06時00分

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横山武史

横山武史

◇記者コラム「ターフビジョン」
 昨年末の美浦トレセンで、横山武史騎手(23)=美浦・鈴木伸=にじっくり話を聞く機会に恵まれた。いまをときめくスーパージョッキーからどんな言葉が飛び出すか胸が高鳴ったが、なにひとつ飾ったところがなく、だれからも愛される若者であることを改めて実感した。
 彼がデビューした2017年3月当時、記者は名古屋勤務で栗東担当だった。17年に13勝、18年に35勝、19年に54勝と着実に勝ち星を重ねていったが、特別に注目しているというわけではなかった。記者にとってはイキのいい若手騎手の一人にすぎなかった。
 記者が美浦担当に戻ったのが20年2月。騎乗馬の感触などを聞いたことはあっても、競馬に対する考え方などを聞いたことはなかった。今回は今年が“年男”がおもな企画だったが、「まったく気にしていません」。いかにも勝負師らしく言い切ったところは気持ちよかった。
 一流は反省も忘れていない。12月25日の中山5Rで騎乗停止処分を受けたことだ。「誤解を与えてしまうような騎乗で、ファンに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです」。競馬はファンが馬券を買って成り立つ競技であることを認識しており、とても23歳とは思えない堂々とした姿だった。
 先週末の15、16日はその処分期間。それでも今年は計4日間(5日と8、9、10日の3日間開催)で早くも5勝を挙げる好スタートを切っており、何も心配することはない。今年も昨年同様、目標に掲げた『G1勝利と年間100勝』に向けて突っ走るだけだ。
(花岡敦史)

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