グリーン近くにギャラリーが…松山英樹「自分でそうなるとは」まるで2018年ツアー選手権ウッズの18番【ソニー・OP】
2022年1月17日 17時47分
◇16日 米男子ゴルフ ソニー・オープン最終日(米ハワイ州、ワイアラエCC)
松山英樹(29)=レクサス=が1983年の青木功以来、日本人として39年ぶりに大会を制し、アジア人最多に並ぶ米ツアー8勝目を挙げた。2打差を追って最終組で回り、最終18番のバーディーで通算23アンダーにして、首位のラッセル・ヘンリー(米国)に追いついた。さらに、同じ18番でのプレーオフ1ホール目でイーグルを奪い、昨年10月以来3カ月ぶり、今季2勝目を決めた。松山の試合後の一問一答は次の通り。
◇ ◇
―苦手コースで優勝
「びっくりしてます! まさかここでね。トップ10に入れればいいかなって思っていた。勝てるとは思ってなかったし、本当にいいプレーができた」
―折り返し時点で首位に5打差あった
「ラッセルのあの前半の調子じゃあ、絶対に追いつくのは無理だと思っていた。9番パー4は1オンしながら3パットのパーで、チャンスがないくらいのところまで落ちてしまった。それでも、3アンダーで回っているということは悪いプレーではなかったと思うし、後半でもう少しいいプレーをすればチャンスは巡ってくるんじゃないかなとは思っていた。10番でバーディーを取ることができて、11番で2打縮まって、まだ全然チャンスはあると」
―正規の18番では思い切りドライバーを振り抜いた
「ツアーの中でもああいうスイングをするのは、ここの18番だけ。1打ビハインドだったし、ラッセルがバーディーを取ると思っていた。イーグルがほしかったので」
―プレーオフ18番の第2打は
「3番ウッドでのカットボールでぴったりな距離だった。グリーンも正規の18番で軟らかいと分かっていた。完璧なショットを打てた。でも、あそこについているとは分からなかった。逆光で全く見えていなかった。歓声があったので、まあ5メートルくらいに乗ったのかなと。スイングの感触も、球筋が見えていなかったので、何とも言えない。全く見えていないので、記憶にも何も残らない」
―ハワイと日本には深い縁があり、歓声も大きかった
「5打差ある中でも、その力をすごく感じた。(声援は)やっぱりいいプレーにつながるんだなと、すごく改めて実感した」
―18番ではギャラリーがグリーン近くまで来ていた
「びっくりした。タイガー・ウッズが2018年のツアー選手権でああなっているところは見たことがあるが、自分とラッセルの組でそうなるとは思っていなかった」
―今晩どういうお祝いを
「たくさんお酒を飲みます。休みは…今日の夜が最後です」
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