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【オリックス】「1・17忘れない」選手ら黙とう 田口壮コーチ「あの日最初に感じたドンっという音…トラウマは一生消えない」

2022年1月17日 13時50分

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大阪市此花区のオセアンバファローズスタジアムから神戸方向に向かって黙とうをささげるオリックスの選手ら

大阪市此花区のオセアンバファローズスタジアムから神戸方向に向かって黙とうをささげるオリックスの選手ら

 阪神・淡路大震災の発生から27年となる17日、当時神戸を本拠地にしていたオリックスの湊球団社長、田口壮外野守備走塁コーチ(52)、選手らが大阪市のオセアンバファローズスタジアム舞洲で正午に神戸方向へ向かって黙とうした。
 2005年の近鉄との球団統合後も2軍施設は神戸市のオリックス施設を使用していたが、2017年に大阪市へ移転。その後も震災の日に追悼行事は継続している。
 震災が起こった1995年、オリックスは「がんばろう神戸」を合言葉に苦難を乗り越え、仰木彬監督のもとリーグ優勝。2年連続リーグ優勝を果たした96年は日本一。当時の主力メンバーだった田口コーチは人生で唯一、死を覚悟した経験だったという。今でもトラウマ(心的外傷)のようになっているのが「音」だと明かす。
 「最初に感じた音ですね。ドンっという音。そういう音がしたら、いまだにドキッとするし、寝てたら起きるし、ホテルとか家でドアがドンと閉まると反応するし、このトラウマは一生消えないかなと思います」
 昨年、ヤクルトの日本シリーズ第6戦はほっともっとフィールド神戸で戦った。本拠の京セラドーム大阪がイベント使用のためだった。田口コーチは一塁コーチャーズボックスに立った。
 「そこから見た光景は27年前を思い起こさせてくれた。風化させないためにも、あの1試合は大きかったかなという感じはしました」
 95年は「ファンの熱量は必ず伝わってくる」と知ったシーズンとなった。その年はヤクルトに日本シリーズで敗れたが、翌年は巨人を倒して日本一に。昨年の敗北に「もう一回ファンとひとつになって前へ進む、ひとつのキッカケになるんじゃないかと思いました。あのときと同じようにいければと思う。(今年の日本シリーズが)1試合でも2試合でも神戸でできればいいんですけど」。26年ぶりの日本一を果たすために、神戸開催を願っている。

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