新庄剛志監督が二刀流へ助言「難しく考えるな」 日本ハム上原が本格的に挑戦
2022年1月16日 17時34分
今季から本格的に投打の二刀流に挑戦する日本ハムの上原健太投手(27)が16日、自主トレ先の沖縄・名護でオンライン取材に応じた。上原は、二刀流経験者でもある新庄剛志監督(49)から「難しく考えるな」と助言されたと明かし「楽しんでいきます」と前向きに語った。
昨年末、新庄監督と会員制交流サイト(SNS)でやりとりした際に金言を授かった。「難しく考えるな。投手だったら芯を外し、打者だったら芯に当てる。それだけでいい。あとは楽しんで」。あれもこれもと投打の課題を抱え込むより、シンプルに物事を捉えろ―。ビックボスならではの指針の示し方だった。
上原は「僕はいろいろと考えてしまうところがある。純粋に楽しもうとすれば難しく考えなくて済む」と指揮官の配慮に感謝した。
自主トレでは4勤1休ペースで午前は投手、午後は野手メニューをみっちり消化。16日にはブルペンで44球を投げた。上原は「投手のときと比べると、練習時間は3倍に増えた。野球をして、終わったらストレッチして、寝るみたいな」と苦笑。不慣れな打撃にも「振れるようになってきた」と好感触を得つつある。
新庄監督は阪神時代の1999年、春のキャンプで二刀流に挑戦。オープン戦の巨人戦で1イニングを3者凡退に抑えている。二刀流の先輩の下で、通算7勝11敗、防御率4.77と伸び悩む大型左腕が新境地を開拓する。
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