藤井聡太竜王 お疲れモード? 2年連続4度目V逃す【朝日杯将棋オープン戦」
2022年1月16日 17時05分
将棋の藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・棋聖=は16日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で指された「第15回朝日杯将棋オープン戦」本戦トーナメントに臨み、午前10時開始の1回戦は船江恒平六段(34)に勝利したが、午後2時開始の2回戦で永瀬拓矢王座(29)に敗れた。ベスト4進出を逃し、2年連続4度目Vはならなかった。
【写真】藤井三冠のおやつ「コロコロしばちゃん」
今年で5年目となる朝日杯・名古屋対局で初黒星を喫した藤井。「結果は残念だったが、内容をしっかり振り返って次につなげるようにしていきたい」と語った。
【写真】藤井三冠のおやつ「コロコロしばちゃん」
今年で5年目となる朝日杯・名古屋対局で初黒星を喫した藤井。「結果は残念だったが、内容をしっかり振り返って次につなげるようにしていきたい」と語った。
朝日杯は持ち時間各40分、使い切ると1手60秒未満の早指し棋戦。船江戦は後手・船江の思惑通り横歩取りから守勢に回らされた藤井だったが、最後は冷静な指し回しが光った。永瀬戦は先手・永瀬が序盤に趣向を凝らしてきたのに対し、雁木(がんぎ)から強気に対応。難解な局面が続いたが、最後は永瀬の絶妙な切り返しに屈した。
歴史的大激戦となった10日の王将戦第1局から中2日で順位戦、さらに中2日で朝日杯と、超過密スケジュールが続く藤井。22日の王将戦第2局へ向けては、体調の管理が重要となる。
【合わせて読みたい】
◆初の10代五冠へ好スタート『藤井竜王』トレンド入り…渡辺王将と合わせて七冠
◆藤井聡太四冠、先勝も紙一重 両者8時間使い切り1分将棋
◆藤井聡太四冠が先勝 108手から互いに1分将棋で攻防…渡辺明王将が投了
◆初の10代五冠へ好スタート『藤井竜王』トレンド入り…渡辺王将と合わせて七冠
◆藤井聡太四冠、先勝も紙一重 両者8時間使い切り1分将棋
◆藤井聡太四冠が先勝 108手から互いに1分将棋で攻防…渡辺明王将が投了
おすすめ情報