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『IOCは中国政府とベッドをともにしている』 NBAスター選手が猛批判…かねて人権侵害に抗議

2022年1月16日 15時19分

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セルティックスのフリーダム(AP)

セルティックスのフリーダム(AP)

 NBAセルティックスのCエネス・フリーダム(29)は、2月から開幕する北京冬季五輪・パラリンピックと国際オリンピック委員会(IOC)を猛批判した。英国営放送BBCなどが15日までに報じた。
 「IOCは中国政府とベッドをともにしている。彼らは共犯として、カルトな中国共産党のプロパガンダを繰り返す。中国共産党は、五輪の中心的価値観である美徳、敬意、友愛を象徴などしていない。残忍な独裁主義なのだ」
 また、NBAの選手たちや同僚には「スポンサー契約や企業からの圧力があるのも分かるが、金よりモラルを選ぶことは本当に大事なんだ。こうやって話している間にも、いろんな人々が拷問され、レイプされているんだ。チベット人、香港や台湾の人々、ウイグル族やモンゴル人がね」と説いていると明かし、「自分はビジネスのことだけ考えて沈黙はできない。大きなビジネスが中国絡みのときもあるから、アスリートたちは(中国に対して)声を上げることを恐れている」と嘆いた。
 フリーダムはかねて中国の人権侵害に抗議し、試合でも北京五輪に反対するシューズを着用。「ノー北京2022」「人権なき五輪なし」と記したシューズには、血まみれの赤をデザイン。また、「チベットに自由を」「ウイグルに自由を」と記した一足を履いた際は、「NBAから靴を脱ぐよう懇願され(NBA側は否定)、直後に中国でのセルティックスの試合が全て禁止されたと連絡を受けた」と、昨年12月に訴えた。
 米英やカナダ、オーストラリアなどは、中国が新疆ウイグル自治区でウイグル族らにジェノサイド(民族大量虐殺)を行っているとし、2月の北京五輪・パラリンピックに政府代表団を派遣しない外交ボイコットを決定。14日はデンマークとオランダもこれに追随した。

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